2023/03/03 21:36
せっかく買った鉄瓶で淹れた白湯が美味しくないとガッカリしますよね。
ただ、ほんの少し知識があれば、美味しく体に良い白湯を飲むことが出来るんです。
今回は鉄瓶で淹れた白湯がまずい理由と解決策についてお話していきます。
鉄瓶で作った白湯がまずいと感じる理由
結論、鉄瓶で淹れた白湯が美味しくないと感じる理由は、使い始めの慣らしが出来ていない可能性があります。
鉄瓶内部は本漆で焼き付け着色していますので、最初は漆の臭いがし白湯が美味しくありません。
そのため、使い始めは慣らしていかないと美味しい白湯を飲むことはできないのです。
鉄瓶でまろやかな美味しい白湯を淹れる方法
ではここからは、鉄瓶を使って、まろやかで美味しい白湯を淹れる方法を2ステップで解説していきます。
ステップ①:鉄瓶を慣らす
市販している硬水、ミネラルウォーターを準備し、約1時間煮込みます。
水を取替え再度2,3回繰り返し煮込むと、中にマグネシウム、カルシウムが付着し中が白くなります。これで慣らしが完了します。
ステップ②:2~3週間ほど使い込む
鉄瓶の慣らしを終えたら、2~3週間ほど毎日お湯を沸かし鉄瓶を使い込むと美味しい白湯がいただけます。
続けて鉄瓶を使用出来ない場合は必ず鉄瓶の内外を乾燥させて下さい。
この2ステップを行うことで、鉄瓶でまろやかで美味しい白湯を飲むことが出来ますよ。
鉄瓶で作る白湯が持つ効能・効果
鉄瓶を使い込むと所々に赤い斑点(サビ)が出来ます。
湯垢とも言いますが、これに鉄分が反応し甘みのあるまろやかな美味しい白湯になります。
現代人に不足しがちな鉄分の補給に役立ち、健康上大きな効果が期待できます。
鉄瓶のお手入れで注意すべきこと
最後に鉄瓶のお手入れで注意すべきことについてお話します。
注意点①:使用後は本体が熱いうちに乾かす
お手入れは使い終わった後の処理が一番大事です。
使用後、本体が熱いうちにお湯を空け乾かします。
毎回乾かすことが長持ちさせる秘訣です。
注意点②:金たわしで磨いたり、洗剤で洗わない
金たわし等で磨いたり、洗剤で洗ったりはしないで下さい。傷がついたり、匂いがついてしまう原因になります。
内部が赤く錆びてもお湯が透明であれば大丈夫です。
まとめ
今回は鉄瓶で淹れる白湯がまずいと感じる原因と解決策をお話しました。